Locotory | Relux広報ブログ

一流ホテル・旅館の宿泊予約サービス「Relux」の広報ブログです。

社会人12年目の社長が伝えたい、10年後も活躍するために大切な3つのメッセージ

先日4月2日に開催されたLoco Partners入社式にて、代表 篠塚より新卒社員5人に向けたメッセージが送られました。これから社会に出て活躍する皆さんにも、ぜひお届けできればと思い、本日はその内容をお伝えします。

 

10年後も社会人として輝いていたい、活躍していたい、そんな想いがある方にとって少しでも参考になりますように。

 

新社会人に向けた、仕事で実践してほしい大切な3つのこと

f:id:loco-partners:20180404111711j:plain

 

Loco Partnersへ就職することを決意してくれて、ありがとうございます。数えてみたらちょうど12年前の今頃は、5人と同じ側にいました。

 

1社目のファーストキャリアというのはとても重要で、その期間をより濃く、より良くするために、どんなことが入社式で話せるだろうかと考えていました。

 

まず前提としては、5人とも10年後も活躍したいはずで、これに「No」という人は確実にこの場にいないと思います。 

社会人12年目を迎えた今、同世代で活躍している人はどんな人達だろうと考え、新卒社員に向けて話す内容を

  1. 業務の幅について
  2. 信頼残高について
  3. 短期悲観・長期楽観とは  

の3つに決めました。

 

1つ目は「業務の幅」についてです。

 

これを雪かきに例えて説明したいと思います。 春の入社式で、すでに桜が散っているにもかかわらず、雪かきのことでセンスのない社長かと思うかもしれませんが、尊敬する方から聞いた素晴らしいお話です。

ある雪の日に、一軒家が並んでいる絵を想像してもらいながら聞いて欲しいのですが、雪かきをする人を大別すると

 

(1)自分の家の目の前だけ雪かきをする人
(2)自分の家の隣まで含めて雪かきをする人
(3)家の隣からほんの数歩だけ踏み込んで隣の家も雪かきをする人

 

がいるかと思います。

 

どれが会社や仕事においてベストかと考えた時、結論からいうと、3つ目の自分の家の前だけではなく、プラス2、3歩踏み込んで雪かきをする人が最も良いと考えています

 

なぜかというと、まず1つ目の「自分の家の前だけ雪かきをする人」は、個別最適すぎて、チーム意識が薄いですよね。

他方、2つ目の「自分の家の隣まで含めて雪かきをする人」は、実は良さそうで良くないのです。

踏み込み過ぎであり、隣の家のペースや時間配分を乱し、変に恩着せがましさも強くなってしまうからです。

3つ目の「家の隣からほんの数歩だけ踏み込んで隣の家も雪かきをする人」はどうでしょうか。

私はこれが最も良いと考えています。

 

恩着せがましさも強くないですし、持ちつ持たれつの関係性が築けそうであること。そして、配慮もあり、ボランティア精神もある、さらにチームワークも感じます。


そして、仕事においても同じことが言えます。

 

自分のミッションややるべき業務を100%やるのは至極当然の話で、何か浮いた部分で2、3歩だけ踏み込んで他の部署の仕事を手伝ってあげる、つまりプラスαができているかが重要になってきます。

ちょっとだけ入ってあげる、絶妙なバランスが価値になるということです。

 

自分の仕事が100%終わった時点で満足をするのではなく、ちょっとだけ踏み込み、挑戦をしてみること。勝手に自分の業務の幅を制限しないこと。これが、正しい業務の幅であると私は捉えています。

 

そして、成長を止めないための秘訣でもあります。Loco Partnersでは機会は無限に創ることができ、誰もそれを止めません。

 

これから新たなメンバーとして様々な挑戦をすることになりますが、どんな時も雪かきの話をぜひ思い出してください。そして、1歩2歩3歩と踏み込み、周りを手伝える人材へ成長することを期待しています。

 

2つ目のお話は「信頼残高」についてです。

 

信頼残高については聞いたことがあるかと思いますが、信頼されているとまず素直に仕事を進めやすくなります。

「素直に」とは誰かに依頼して素直に誰かが受け取り、手伝ってくれるようになることです。

 

では「信頼とは何か?」というお話をしたいのですが、私はフローとストックで考えていて、フローの感謝、ストックの信頼ということを覚えておいて欲しいと思います。

 

感謝はフローで毎回のアクションごとにどんどん流れていき、その感謝が溜まっていって信頼のプールになります。

そして、その感謝の方程式を考えると、Give − Take = 感謝になります。

 

f:id:loco-partners:20180404111454p:plain

 

Giveの方がTakeよりも多い状態だと、どんどん感謝が溜まっていきます。Giveの総量を増やすことで、さっきの雪かきの話のようにプラスαでどんどん信頼がストックされていきます。

 

一方で、信頼は出ていくこともあります。

例えば、Takeばかりが多くなると相手に対して不誠実・不義理であるし、Takeしてただただ批評だけで提案がないという状態はワーストケースなので、絶対に避けなければなりません。

こういうことをやってしまうと一瞬で信頼残高は吹き飛ぶので、気をつけた方が良いでしょう。

 

もう一つ重要なお話があります。

 

「信頼のストック」は使うことができるのです。

 

何に使うか。

自分が困った時に「本当にごめん」や「ちょっと手伝って欲しい」など気軽に頼むことができます。これは信頼残高があるからこそ、相手も素直に引き受けてくれることがほとんどです。

 

そして、信頼残高がある人は直談判して戦略やプロジェクトの実行も任せてもらえるので、どんどん成長することができます。

 

f:id:loco-partners:20180404111458p:plain

 

新卒のみんなは当たり前ですが、あまり信頼がない状態から始まります。感謝をきちんと集めることで、信頼が溜まっていくので、それをうまく活用してぐるぐる回すようなイメージをしてもらえると、とても実りのある良い1年目になると思います。

 

3つ目は「短期悲観・長期楽観の原則」の話です。

 

どんな人が成果を出してるかというベースのお話からしましたが、この短期悲観・長期楽観が仕事においてはとても重要になります。

 

これは、マトリックス(楽観 / 悲観 x 長期 / 短期)を思い浮かべるとわかりやすいでしょう。

逆の短期楽観・長期悲観というのは精神衛生上良くないですし、短期楽観・長期楽観というのは安直すぎてうまくいくはずがありません。

 

まず、短期悲観が良い理由ですが、短期悲観思考だと何か失敗するのではないかと、事前にあらゆるシナリオを想定することになります。

もし営業受注件数がうまく集まらなかったらどうしようとか、もし成約率が期待よりいかなかったらどうしよう、というようにです。

 

万策を尽くすためにも、こうした悲観思考を短期的には絶対に持っておいた方がいいです。

一方で短期楽観の人はそういう視点を持たずに、笑いながら「目標件数はいくでしょ」という感じで準備をしていたら、いかなかった場合のシナリオがないので打ち手が浅くなってしまいます。

 

だから、短期的には悲観思考を持つほうが絶対に良いのです。

 

次に長期楽観というのもとても大切で、「最後はなんとかなるでしょう」と論理なく思っていいと本気で思っています。

 

私は「人間万事塞翁が馬」という言葉をすごく大事にしています。この故事の語源にもなったように、仕事でもいい出来事がたくさんありますが、実はそのいい出来事が災いや新しい問題に繋がることもあります。

 

一方でとってもハードなこと、例えば新卒で入った会社で苦戦したみたいなことも、短期的には災いだけど、長期的にはその期間のおかげで今の自分があると思える日が必ずきます。

 

良いことがあっても浮かれ過ぎず、悪いことがあっても落ち込み過ぎない。むしろ楽観的に考えていくことが大切です。

 

社会人12年目に突入し、同世代をみた時に成果を出している人というのは短期悲観・長期楽観で生きている人が多いと本気で思います。

 

なので、明るく最高の未来を妄想してもらって大丈夫です。ただし、短期的には最悪の事態を常に予見しながら万策を尽くし続けるという泥臭さを受け入れてもらえたら、成長していけるのではないかと思っています。

 

以上が、私からの祝辞のまとめです。

 

まずは雪かき、「業務の幅」の話ですね。

100%やっただけで満足せずに、100%が終わったならば、プラスで1、2歩誰かの手伝いをしてあげたり、やってみたい業務を積極的にやってみたら良いのではないかと思います。

2つ目は「感謝はフロー、信頼はストック」であるということ、そして3つ目は「短期悲観・長期楽観」を大切にしていれば、確実に成長することをお話しました。

 

改めてLoco Partnersへの入社、おめでとうございます。成長する機会はとにかくたくさんあるので、活用してめちゃくちゃ暴れまわってください。

 

全社員からの代表で私が挨拶しました。ありがとうございました。

 

f:id:loco-partners:20180404111742j:plain