こんにちは、リクルーティングチームの三戸です。
今回は、Loco Partnersの社内報「きりにゅ〜」の企画・運営をしているPR担当 桐山のインタビューをお届けします!
▲桐山 彩希/事業推進部 組織開発デザイングループ PR担当
インターン生から正社員へ。2年間で編集・コンシェルジュ・PRを経験!
—経歴について教えてください。
2015年2月にインターン生としてジョインし、当時はReluxの編集を担当していました。
その後、Reluxカスタマーの皆さまよりお寄せいただくご旅行相談やご質問に対応しているReluxコンシェルジュデスクの一員として、2015年9月に正社員として入社しました。
2016年4月からはReluxコンシェルジュの業務に加えて、PRを担当することに。初めて担当するPRと継続していたコンシェルジュ、二足のわらじでいっぱいいっぱいだったのを今でも覚えています。
もともと私がPR担当になる以前は、専任者がいなかったので社内でPRがわかる人がほとんどいない状態でした。本当にいろいろな方に助けていただき、右も左も分からないながら勉強する日々。時にはコンシェルジュ業務のボリュームが大きくて、PRに触れられないこともありました。
ただ徐々に、コンシェルジュの先輩方のヘルプもあって、PRに集中できる環境に変わっていきました。そして、その年の9月頃から本格的にPR担当として社内外で動くようになりました。
Loco Partnersの社内報「きりにゅ〜」とは?!
—普段の業務について教えてください。
PRの基本的な業務は、サービスPR・コーポレートPR・採用PR・社内PRの4つです。
その中で社内PRとして「きりにゅ〜」を作っています。Locoのメンバーに知ってもらいたい情報や社内の連絡事項などを整理して、毎朝Workplaceで配信しています。
※Workplaceについては、こちらをご覧ください!
10時が始業時間なので、配信時間はみんなが通勤しているであろう9時頃にしています。やっぱり発信をする以上は、一人でも多くのメンバーに情報を届けたいので、携帯をよく触るであろう時間がいいかなって。
記事は、こんな感じです。ゆるく続けていられるのも、メンバーのみんなからつく「いいね!」のおかげです。
エンスト状態からの起死回生!代表とのランチから誕生した企画。
—もともと社内報は、必要と考えていたから「きりにゅ〜」を始めたんでしょうか。
いえ、実はPRに集中できるようになり、意気込んで動いてみたはいいものの、何をすれば良いのかさっぱり分からないといった状態で・・・。行動が全て裏目に出てしまい、とにかく失敗ばかりの毎日でした。(笑)
そんな状況を察してか、ある日、しのさんからランチのお誘いをいただきました。その際に、当時抱えていた悩みをダイレクトにぶつけてみたんです。それまでは自分一人で頑張らなきゃって思っていたんですけど、これは自分だけじゃ解決できない!って思って。
当時の悩みは、数え切れないほどたくさんあったのですが、一番の悩みは「PR担当としてLocoのメンバーのために何ができるのか、わからない」ということでした。
しのさんに相談したところ、「PRは社外向けの発信だけではなく、社内に向けてその時々の状態に応じた情報発信ができるポジション」だからこそ、「みんなのためになる情報をちゃんと届けられると良いよね!」とアドバイスをいただきました。
ちょうど当時は新しいメンバーが続々とジョインしてきた頃で、組織が拡大していたタイミングでした。同時に人数の急増に伴い、コミュニケーションの量が増えていたので、社内に周知したい情報がタイムリーに伝わらないという課題感も生まれてきました。
そういった背景もあって、社内の共有事項と、新聞やWeb上で伝えられているニュースの中からメンバーにとって意味のあるニュースを複数ピックアップして記事にす「きりにゅ〜」が誕生しました。
名前の由来は、とっても単純で「きりやまの選ぶニュース」だから「きりにゅ〜」に。(笑)しのさんが名付けの親です。
どんな記事を選ぶべきか悩み、ニュースを2時間読み見込んだ時も!?
—どのように載せる記事を選んでいたんですか。
まずは「営業部の皆さんが営業の時に使える話題」、「みんなのモチベーションアップにつながる話題」の2軸に絞って紹介する記事を選ぶようにしていました。
ただ「何が必要なニュースかわからない」状態から始まったので、最初はあらゆる媒体の記事をとにかく読み込みました。気付いたら2時間という時もありましたね・・・。(笑)
当時はメンバーからの「いいね!」数も、かなり気にしていました。
自分の発信する情報がどれだけのメンバーに読まれているのか、誰にとって価値あることなのか等、とにかく周りからの評価を知りたかったですし、何よりも評価されたかったんですよね。
ただその結果、本来の目的を見失いました。「これやる意味あるのかな」って思うようになっていたんです。いま思えば、これが最初にぶつかった壁でした。
しのさんに「これやる意味ないです、だって誰も読んでいないですよ!」って、何度か言ってしまった記憶が・・・。(笑)そんな弱気な私にしのさんは「読まれるように工夫する」ことの大切さを、何度も何度も教え続けてくれました。
もともと課題をネガティブに捉えがちだった私ですが、このようなことがあったので、解決できない課題はなくて、むしろ課題があることは成長の伸び代もあるし、かつ解決できたということは自分の成長につながった結果だと捉えられるようなっていきました。
その後も紆余曲折ありながらも、どうしたらメンバーに読んでもらえるのか、私の基準でニュースを選んでいたけどそれは本当にメンバーにとって必要な情報だったのかな、と振り返って試行錯誤をしていった結果、いまの形なっていきました。
「きりにゅ〜」を作る上で大事な2つのポイント。
—記事を作成する上で大切にしているポイントは何でしょうか。
ポイントは2つあります。1つ目は、Locoメンバーに目を向けることです。
メンバーが毎日、その日の業務や出来事から得た学びなどを振り返って、整理してアウトプットする「日報」というカルチャーがLocoにはあるのですが、その全投稿を読んで、その中でも他のメンバーの知識や経験になるものを選んで「きりにゅ〜」でも紹介するようにしています。
メンバーの学びは、私自身の学びにもつながりますし、営業部やマーケティングなど私は経験していない他部署のメンバーの業務を少しでも知ることができるので、とても楽しいです。
また、こうして日報を通じて他部署の業務を理解することによって、自分自身もどのようなニュースを選んだらいいか、相手のためになるか、という判断ができるようになってきました。なので、結果自分にかえってきてるなぁ、と思います。
2つ目は、メンバーからのニーズがある情報があればすぐに取り入れることです。
例えば、天気予報があると便利と聞いたら、次の日から天気予報を記載するようにしました。
あと、以前はシェアする記事や日報のURLのみを紹介していましたが、URLをいちいち踏むのは時間がかかりますし、モバイルだと通信料がかかってしまうというとわかったので、シェアしたいもののキーとなる部分だけでもスクリーンショットをとってシェアするようにしました。
ニーズに合った情報を最適な形で届け続ける。
—もう180回以上、配信されていますが目標配信の回数などあるんでしょうか。
いえ、特には決めていないです。良い意味で力み過ぎず、自由にやらせてもらっているのですが、何のためにやるのか、しっかりと軸を定めた上で、今後も取り組んでいきたいと思っています。
今の「きりにゅ〜」を行う目的は、急拡大している組織内のスムーズな情報伝達を実現するため。
ただ組織が変われば、目的や伝える情報が変わるのは自然な流れです。なので、常に社内外の情報にアンテナを張って、その時々のフェーズに合わせて最適な情報を最適な形で配信し続けていきたいと思います。
私がPR担当として大事にしているのは、メンバー全員がLoco Partnersで働いていて嬉しいか、楽しいか、Reluxを作るメンバーで嬉しいか、楽しいか、を感じてくれているかです。
メンバーがLoco Partnersで働いていることに誇りを持ったり、楽しさを見出したり、プラスの気持ちで働ける環境を作り出すこと、これがPR担当である私の最大のミッションだと信じています。
その実現を目指し、PRの領域に留まらず、効果的な施策を実践できるようスキルアップを図っていきたいと思います。
—ありがとうございました!