こんにちは!Loco Partnersインターンの受田です。
本日3月15日より住宅宿泊事業法(民泊新法)の届出受付が開始されましたね。Loco Partnersでも、民泊新法の施行に先駆けて2018年1月よりReluxで「Vacation Home」として満足度の高い民泊施設を紹介しています。
先日、より多く方にVacation Homeを知っていただくため、民泊施設を運営されている方、民泊施設の運営を代行している代行会社の方向けに初となる「Vacation Home説明会」を開催しました。
満員御礼にて、総勢約30名の方にお越しいただきました。お越しいただいた皆さま、本当にありがとうございます。
今回は、お越しいただけなかった方にもReluxとVacation Homeのエッセンスを知っていいただけるよう当日の様子を記事にしたので、ぜひご覧ください!
当日の内容
・「Reluxについて」 Loco Partners Global事業部 河村
・「Vacation Home 事業について」 Loco Partners Vacation Home責任者 杭原
・「住宅宿泊事業法施行後 これからの民泊市場について」 民泊専門メディア「Airstair」 相馬 氏
Reluxについて
ここでは3つのポイントについてお話しました。
1. Reluxの特徴について
ミッションは「つながりをふやす」。
代表 篠塚が2011年3月に起こった東日本大震災を目の当たりにし、少しでも地域のパートナーになりたいという想いを込めて、Loco Partnersを創業しました。
ビジョンは「日本を代表する、顧客満足度No.1のグローバルトラベルエージェンシー」です。国内外の大手企業がサービスを展開する市場にて、顧客満足度No.1のグローバルトラベルエージェンシーを目指しています。
また、Loco Partnersは2017年3月にKDDIグループの一員になり、旅行者であるReluxカスタマーとパートナーである宿泊施設の双方に対しての提供価値を最大化すべく取り組んでいます。
Reluxの業界におけるポジションは、横軸に価格、縦軸に満足度をとった時、価格帯に関わらず、各価格帯の満足度の高い宿泊施設のみを厳選して掲載しています。
またカジュアルな旅行から記念日の大切な旅行まで、旅行シーンに応じて旅先をお選びいただけるよう独自のグレードを設けていることもReluxの特徴です。
掲載する宿泊施設は、年間100泊以上も全国各地を泊まり歩くRelux審査委員会が厳正に審査をさせていただいています。
そうすることで、Relux基準で満足度の高い宿泊施設のみを紹介することができる仕組みです。
2. Reluxのマーケティングについて
2013年3月にサービスをスタートしてから、約5年で会員数が125万人を突破しました。そのうちグローバル会員が2割の25万人を占めています。国内外の競合がひしめく中でこのように成長を遂げられた理由はReluxのマーケティングにあります。
Reluxのマーケティングの特徴として、顕在ニーズを刈り取るような狩猟民族型ではなく、潜在ニーズに種まきをする農耕民族型のマーケティングを行っています。
※詳細はこちらからもご確認いただけます。
マーケットは自ら創るもの、お客様満足度NO.1を獲得できたReluxの裏側—Reluxカンファレンス2018 - Locotory | Relux広報ブログ
一見、非効率で時間がかかるように見えますが、長期的にカスタマーとの関係を構築していくことができるため、リピーターを作りやすいという傾向にあります。
Reluxでは、予約完了までの距離ごとに打ち手を変えています。これまでFacebookを中心としたSNSに力を入れておりましたが、最近はInstagramにも非常に注力しています。FacebookとInstagramはオンライン宿泊予約業界で1位になるなど、Reluxの強みとも言えます。
また、過去オンラインでのマーケティングに主軸を置いていましたが、直近ではタクシー動画や新聞広告などオフラインにも積極的に取り組んでいます。
2015年4月からはGlobal事業を立ち上げており、海外のオンライントラベルエージェンシーとの業務提携や関連企業とアライアンス提携を進め、訪日需要を積極的に取り込んでいます。
3. Reluxのプロダクトについて
Reluxのプロダクトの特徴は、デザイン・UX(顧客体験)へのこだわり、そして徹底した「引き算」の考え方に表されています。
Reluxを利用いただいた方々に、いかに予約したいと思っていただけるか、快適に予約まで辿り着いていただけるか、をカスタマー目線から徹底的に考えています。
そしてフェーズごとに不要な機能やデザインはないかを常に考えてプロダクトを設計しています。これが引き算の考え方です。
Reluxはオンラインのサービスですが、オフラインのおもてなしも大切にしたいと考えています。そのため、ひとつひとつの予約に感謝の気持ちを込めて、ご旅行時にお手紙をお送りしています。
そういった積み重ねをしてきたことで、第三者機関の調査では業界において「お客様満足度 No.1」を獲得することができました。
Vacation Homeでも、Reluxカスタマーの体験をより充実したものにできるよう、カスタマー目線よりReluxというプロダクトの成長を考えていきたいと考えています。
「Vacation Home」事業について
Loco Partnersが民泊事業への参入を表明したのは、2017年6月。それから約半年後に「Vacation Home」を提供しました。
コンセプトは「もうひとつのわが家」です。ホテルでも旅館でもない、サードプレイスとなる、宿泊体験を実現できるような施設を紹介しています。
Vacation Homeの特徴
Vacation Homeといっても従来のReluxと異なるわけではないため、Relux内の「宿タイプ」に追加することで125万人以上のReluxカスタマーへ届けることができるようになりました。また国内のみならず、海外のカスタマーにも宿泊をお楽しみいただきたいという想いから、中国語(繁体字、簡体字)、韓国語、英語でも紹介しています。
今までは旅館業法を取得している宿泊施設のみご紹介してきましたが、本日より民泊新法の届出が可能になるため、以降は営業のライセンスを取得した物件の掲載も開始していきます。
民泊という言葉から連想されることは様々ですが、不安を抱かれる方もいるでしょう。
Reluxは、満足度の質を下げないためにもVacation Homeに掲載する宿泊施設も年間100泊以上している審査委員会のメンバーが厳選してご紹介するため、信頼と安心につながります。
Relux掲載フロー
Reluxに掲載いただくまでのフローは上記のようになっています。施設情報については、宿泊施設の魅力が最大限に伝わるようRelux編集部が確認します。
Reluxカスタマーに対して、正確な情報を届けることで安心してご宿泊いただける状態を整えます。
住宅宿泊事業法施行後 これからの民泊市場について
ここでは民泊メディア「Airstair」相馬氏にご登壇いただき、民泊市場の展望についてお話いただきました。
民泊ホストの動向としては、民泊新法の営業日数上限(180日)に対して、「スペース貸しやマンスリーを併用」していく意向の民泊ホストが一定数存在していること、そして民泊ホストの多くが民泊新法での申請意向を示しているが、消防法対応、賃貸借契約の変更、管理業者への委託による採算性の悪化が懸念点であるということをお話いただきました。
今後の民泊市場は大きく分けて、法人が貸し出す簡易宿所型「民泊」と個人が貸し出す住宅宿泊事業型「民泊」により形成されていく可能性が大きくあるとのことでした。
ますます盛り上がるであろう民泊市場ですが、Reluxの「Vacation Home」にご興味があるという宿泊施設や代行会社のみなさま、ぜひお気軽にお問い合わせください!