こんにちは!
Loco Partners インターン副リーダーの日野です。
今月からLocotoryで【Locoインターンズ日誌】の連載をスタートします!
Loco Partnersで働くインターン(通称:インターンズ)が、交代で日々の学びや知見を自由にアウトプットしていく連載です。
その第1回は、マーケティング統括部でプロモーションを担当して1年半の僕が、インターンで得た学びを書いてみたいと思います。
Locoでやってきたこと
Loco Partnersには、大学1年生の春休みにジョインしました。
主な業務としてSNSやアプリ広告の運用、広告費の全体管理、割引キャンペーンなどの販促企画を行ってきました。Reluxの成長を左右しうる数千万規模のプロモーション予算を扱う責任と、ベンチャー特有のスピード感の中で業務を行い、様々な体験をすることができました。
今回は「広告費の全体管理」についての学びの1つをご紹介します。
全体最適が大切であるということ
「広告費の全体管理」とは「限られた予算の中で、広告チャネルへ予算を分配し、全体最適を果たしていく」ざっくりとこのような業務を指しています。
基本的な考え方としては、効率の良いチャネルを見極め優先度をつけながら予算を配していくことになります。この際、大切な考え方のひとつに「全体最適」というものがあります。
具体的に書くと、広告効率ではリスティング広告が最も良いので、究極的にはリスティング広告に全予算を投下するのが望ましいです。しかし、予算規模が大きくなるにつれて広告効率は落ちます。なので、リスティング広告へは7割の広告費を使い、残りを他で分配する、といった方法をとります。
つまり、個別の広告効率だけでなく全体での効率にもフォーカスを当て、全体で最善の結果を導けるようにすること、となります。
今挙げた例は、個別的な原因から全体の結果を最適化する順番で考えていましたが、逆に全体から考えて個別を最適化/定義していく方法もあります。数多く存在するフレームワークなどはこの「全体→個別」アプローチの代表かと思います。
Reluxのような旅行業は商品に対する認知から購入に至るまでのリードタイムが比較的長く、購入に至る過程の中で様々な接点(広告やメルマガなど)をもつことができます。
こういった場合、単一の指標でそれぞれの貢献度合いを図るのではなく、間接的にコンバージョンへ寄与した接点などにも評価を与え、全体での効率最適を目指す考え方をしたりします。これも全体のフレームを与えてから、個別にフォーカスしていくという「全体→個別」アプローチに近いと思います。
学びの抽象化のため、一般的な例も考えます。
水桶は全体最適を果たしている例の1つです。
ひとつひとつの木組みが全体として、最も多くの水を蓄えることができるように最適化されています。もし、1つでも大きかったり小さかったりすれば歪みが生じて、水が漏れ出てしまいます。
これまで述べてきたように、インターンでの活動を通じて「全体としての結果を最適化する」考え方や方法を学びました。最後にその学びの活用をご紹介します。
私生活への応用
Locoインターンでの学びは学業や私生活で活きることが多いです。「全体最適」についての学びは特に応用範囲が広く、様々な場面で活きています。
インターンと学業の両立
インターンを始めた当初、Loco Partnersの業務と大学生活の両立は大変難しく、どちらかに活動時間が偏ることがありました。しかし、学業を通じて学んだ「理論」を机上の空論とならないよう、インターンという環境で実際に使うことができます。また、「実務」の現場から得た疑問を学業を通じて解決していくことができます。
インターンと学業が両輪となり、互いにフィードバック関係にあることで現実感のある学びを高速で獲得することができました。「全体最適」という考えのもと、インターンor学業へ「個別」に没頭するのではなく、「全体」での両立を考えることができました。
キャリア選択において
キャリア選択においても「全体最適」の考え方は役に立ちました。
自分の人生を「全体」とし、その時々の選択や行動を「個別」とみます。つまり、自分の価値観やなりたい姿を見定めることで、キャリア選択などに活かすことができました。
「ありたい姿」「大切にしたいこと」という大枠から目の前の選択を行うので、その決定は長期的視点から選ばれたものであり、「未来に繋がる」という自信を持つことができました。
おわりに
次回の【Locoインターンズ日誌】は、インターン副リーダーの田中が担当です。
事業開発グループで新規事業に挑む中で得た学びを紹介してくれます。
ぜひ、楽しみにしていてください!