こんにちは。Loco Partners コンテンツマネジメントグループの佐藤です。
今回ご紹介するのは、Reluxの「ポエム」。1ヶ月ほどまえから、Reluxメールマガジンで配信しているその内容や、トライしてみるに至った背景をご紹介します。
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出会いの場としてのメールマガジン
Reluxメールマガジンは、Reluxのサービス誕生当初から会員向けに配信しているメールマガジン。内容はさまざまですが、メインのテーマは次のようなもの。Reluxの宿泊施設とカスタマーの出会いの場として、つまり予約を生み出すためにお届けしています。
- 宿泊施設の紹介
- クーポンのプレゼント
- キャンペーンの告知
で、「ポエム」ってなに?
Reluxのメールマガジンでは通常、宿泊施設の【写真/名称/Reluxグレード/所在地/参考価格】をひとつのセットとして掲載しています。ポエムではそれを一切やめて、「読みもの」として色を強くしました。
「ひとり」のためのコンテンツをつくりたかった
今までのメールマガジンと違い、宿泊施設の情報を何も掲載していないので、短期的に見ればコンバージョン(予約)が落ちるかもしれないということは、覚悟していました。では、なぜそこまでして、トライしようと思ったのか。
それは、「だれかひとり」に向けたコンテンツによって、Reluxのファンをふやしたかったからです。ポエムでは、ことさら徹底して事前に「だれに届けたいのか」を練っています。今までのメールマガジンよりも、「ひとりのペルソナ」を見立てることに注力しているのです。明確に「万人よりも、ひとりに刺さるものを」というテーマを打ち立てて制作にあたっています。
こんな気持ち、体験したことある。
こんな場面、出会ったことある。
ポエムを読んで、そう感じてくれる、共感してくれる、そんな方がひとりでもいたら。長期的に見れば、このトライを通じて未来のReluxカスタマーが増えるんじゃないか。という、感覚や想いを起点にはじまったトライです。
旅行はあくまで「非日常」
旅行は、多くの方にとっては非日常の特別なイベントです。だからこそ、いつか旅行にいきたいと思ったときに、Reluxを思い出していただくための種をたくさん蒔いておきたい。そして、種の蒔き方もとても重要です。日常の中に違和感なくとけこんでいたり、なんでか分からないけど心にのこっていたり。
そういうきっかけから、旅やReluxを楽しんでもらえたら、そんなに最高なことはないなと思っています。そのためにいまはポエムという形をとっていますが、もっともっと違う形のチャレンジにも取り組んでいく予定です。
佐藤 里菜(さとう りな)
1991年生まれ、成蹊大学出身。大学時代、1年間の休学期間を経て2013年の夏からインターン生としてLoco Partnersへ。2015年4月に社員として入社し、Relux編集部の編集長を務める。2018年現在の主な業務は、Reluxに関連するコンテンツ、Loco Partnersに関する情報の監修など。