クリスマスまであと3日ですね。
本日は、入社1年目で年間MVPに輝いたメンバーに、成果を出し続けるためにどんなことを意識していたかを教えてもらいました。これから社会人になる皆さまにとって参考になれば嬉しく思います。
プロフィール・受田宏基(うけだ ひろき)
1994年生まれ。山と川に囲まれた自然の多い山口県で幼少期を過ごす。中高はサッカーに没頭し、高校3年生のときに県大会決勝に進出。大阪の大学に進学。内定をもらっていた企業の懇親会に参加するも、カルチャーフィットに違和感を感じ、留年を決意。2回目となる大学4年生の時にLoco Partnersでインターンをスタートし、2018年4月に新卒で入社。当時、新規事業として立ち上がったVacation Home事業のリーダーとしてチームをマネジメントしつつ、自らもプレイヤーとして宿営業に注力。1年間で約600施設にまで掲載数を伸ばす。
自然に囲まれて好奇心を育んだ幼少期
両親が共働きだったので、小さい頃からよく放課後は祖母の家に預けられていました。家の裏手には山があり、家の前には川が流れているという大自然に囲まれた立地だったので、毎日山でどう遊ぶか、川でどう遊ぶかを考えているような子どもでした。この時に、想像力や好奇心が大きく育まれたと思っています。
一方で、わがままな面もあって(笑)「これが欲しい」「あればやりたい」と思ったら、すぐに欲しくなるし、やりたくなるような子どもでした。例えば、新聞の折込チラシで欲しいおもちゃがあったら、その日のうちにどんなに遅くても、遠くても、買いにでかけるなどしていました。ちなみに、結構な田舎に住んでいたので、情報収拾方法といえばテレビか折込チラシだったんです。
そんな「これと決めたら、これ!」となるような性格だったので、両親は色々な世界を教えてくれましたし、選択肢を多く持たせてくれました。習い事も、水泳や英会話、塾、サッカーなど色々とやり、その中で一番ハマったのがサッカーでした。
サッカーは、高校まで続けて、3年生の時に1軍として県大会の決勝にも進めました。ただ、高校1年時に調子のよかったサッカーが、2年生では調子が悪くなり、その時にその後のことも真剣に考え始めていました。結果として、サッカーをやりきった形で部活を3年生の夏に終えて、その後は受験勉強にシフトしました。
Loco Partnersに出会うまで
大学進学時に大阪に出てきました。大学ではいろいろな活動をしたいという想いから、フットサルの国公立カップを立ち上げたり、旅行サークルに所属し、日本全国を旅行したりしました。
また、当時バックパッカーをしてる友人が多く、「ひとり旅」にも憧れていたので、一人で台湾旅行に出かけたのですが、「あれ、なんか違う。さみしいな」と、ずっとTwitterを見ている旅行になりました(笑)私には合わなかったみたいです。
大学4年生の時に総合商社から内定をもらったのですが、内定者懇親会に参加した時に雰囲気に違和感を感じてしまい、もう一度就活をしようと留年を決意しました。
そのタイミングでインターン先を探していたのですが、当時はあまり大阪にベンチャー企業がなく、またあったとしてもいまいち自分の興味と違うサービスだったので、思い切って東京でインターンを探すことにしました。Wantedlyを見ていたらある急成長中の旅行ベンチャーに目が止まり、「面白そうやな」と思って応募したことがLoco Partnersとの出会いでした。
2017年4月からマーケティング、事業開発、組織デザインと、いろいろな部署で色々なことにチャレンジしました。そして、最終的には新規事業として立ち上がったVacation Homeのリーダーとして、Loco Partnersに新卒入社することを決めました。
入社してからは、チームリーダーとしてメンバーのマネジメントをしたり、新規開拓をどう行っていくかの戦略・戦術を考えたりと、インターン時代とはまた異なった挑戦が多くでき、2018年は年間MVPを受賞するなど自分でもある程度の成果を出せた、と感じています。
成果については、この記事にまとまっているのでぜひ読んでみてください!
成果を出すために実践した2つのこと
1. 自分が興味を持ち続けられるように、縦に横に深めていく
a. 働いていると必ずルーティン、当たり前になってくる
b. そうなると、必然的に成長角度も鈍化してくる
c. そうならないために、自分自身の興味の範囲を広げ続けることが大事
d. 縦はレイヤー/深堀り、横は派生を見ていく
社会人になってからぶつかった壁の一つに「自分のやりたいこと、興味のあること以外もやらなくてはいけない」ということでした。学生時代は、自分がやりたいことをやりたいようにやっていましたし、ワクワクを重視してやっていました。
ただ、社会人になってからはそうではないこともやらなくてはいけません。
当初、「営業」にキラキラしているイメージを持っていましたが、実際は泥臭く、テレアポの嵐でした。もともと、好奇心が旺盛な一方で飽き性な部分もあったので、同じことを単純にやっていくと単純作業になってしまうなと危惧し、レイヤーを縦と横に広げることを意識し始めました。
例えば、Vacation Homeは民泊施設も扱っていたので、実際に民泊施設を見に行ったり、泊まったりと体験してみたり、民泊新法ってなんだっけ?そもそも法律ってなんだっけ?と知識を拡大するために勉強してみたり。
そういうふうにして、興味を持ち続けられるよう、常にテーマを持ち、仮説と検証を繰り返したりしていました。結果として、新鮮な気持ちで物事に取り組むことができ、それが圧倒的な成長につながったと考えています。
2. 仕組みとパッションを使い分ける
a. 思考には制限がある。一日に考えられることは限りがあるので、仕組み化して自分以外にもできる人を増やす
b. 自分はどんどん新しいことに挑戦し続けることで、パッションを持ち続ける
人のキャパは、必ず有限です。なので、ある程度のところまでやったら、あとは仕組み化してチームメンバーにタスクをパスしていかないと回らなくなります。そうすると、今度は自分が新しいことに挑戦できるんですよね。
もちろん、仕組み化されたタスクをパスされた人にとっては、そのタスクが初めてなので、彼/彼女にとっては挑戦となります。こうして、色々なレイヤーで挑戦できる環境を作るためにも仕組みがとても大事だと考えています。
また、パッションのことでいうと、必ずしも全ての物事に初めからパッションを持つって簡単ではありませんよね。その時に、私が大切にしていた一つの方法が、「全体最適で考える」ということです。
ある仕事があります。自分はできればやりたくありません。でも、仕事なので「仕方なく」やることにします。
ここにパッションはなく、むしろネガティブ要素が大きくなってしまっていますよね。
ではなくて、全体最適で考えてみます。
例えば、Loco PartnersはOKRを一人一人が持っています。このOKRを全体最適で考えてみると、「自分がこのOKRを達成することでチームのOKRが達成され、会社としてのOKRも達成できるな」という風になるわけです。
つまり、部分最適だと自分だけの主観で物事の好き嫌いを判断してしまうのですが、全体最適だと他部署にこう影響する、この部署のためになる、と自分以外のことも考えるので、「やる意味」を作りだしやすいんですよね。
そうすると、パッションが湧いてきて仕事も楽しくなってくるんです。
また、仕事ってできないことほど苦手意識ややりたくないなどのネガティブな感情が出てくると思うので、一回できるようになってさえしまえば、自然と楽しめてくるものです。
それが成長するということですし、意味付けができるとさらに挑戦意欲が湧いてきますよ。
最後にこれから社会人になる皆さまへ
いくつになっても、童心を忘れないでください。
社会人になると良くも悪くも、大人っぽくなりがちです。でも、小さいころの自分が面白いと思ったことを思い返すと、実は自分のパッションの源だったりするんです。
なので「童心」を大切に、自分がパッションを注げることを一生懸命に見つけてみてください!
またLoco Partnersでは、メンバーを募集中です。ご興味のある方はぜひ下記URLよりご応募ください。お待ちしています!